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マーケット展望と経済指標(2019.10.14-18)

久しぶりになりましたが、来週の相場展望書きます!

今週は、週末に米中貿易交渉で貿易協議に関する部分的な合意が結ばれました。米国は、今月15日に25%から30%に引き上げる予定だった2,500億ドル相当の中国製品への制裁関税発動を見送ることに決定し、マーケットはリスクオン相場となりました。一方、12月15日に1,600億ドル相当の中国製品に発動する予定の15%の追加関税については未定で、今後の協議を踏まえて判断することになりました。

10/14〜18の相場主要イベントは下記のとおりです。

【経済指標】

14日・・・中国貿易収支(時間不明)、ユーロ圏鉱工業生産(18:00)

15日・・・中国CPI、PPI(10:30)、英雇用統計(17:30)、独・ユーロZEW景況感指数(18:00)、NY連銀製造業景気指数(21:30)

16日・・・英CPI、PPI(17:30)、ユーロ圏貿易収支(18:00)、米小売売上高(21:30)、ベージュブック(3:00)

17日・・・英小売売上高(17:30)、米住宅着工件数・フィラデルフィア連銀景況指数・新規失業保険申請件数(21:30)、鉱工業生産(22:15)

18日・・・日CPI(8:30)、中国小売売上高、鉱工業生産、3QGDP(11:00)、米景気先行指数(23:00)

【要人発言】

15日・・・黒田総裁(日本)9:30、カーニー総裁(英)17:30

16日・・・カーニー総裁(英)22:00

【中銀会合】※月末までの予定

24日・・・ECB、トルコ、ノルウェー

30日・・・FOMC、カナダ

31日・・・BOJ

と書いてみましたが・・・

来週、指標多いですよね( ・∇・)

というか重要なやつがとても多いです。

個人的に気になるのは、英国の経済指標や要人発言(カーニー)がとにかく多いこと。

今週ポンドが荒れた中での来週のこの予定なので、更に大荒れになることは必至でしょう。

上記は英国の失業率と失業保険申請件数となっており、足許では悪化傾向になっています。

また、こちらはCPI。

こちらも足許では弱い傾向が続いています。

英国のEU離脱の期限が31日に迫る中、英国とアイルランドの両首脳が10日に会談し、合意に至ることが可能だと述べた上、11日にEUのバルニエ首席交渉官が英国のバークレイEU離脱担当相と建設的な話し合いをしたと語ったことから、ポンド円は6円近い上昇を見せる形になりました。ちょっと前まで120円台だったのがウソのようですね。

ただ、EU離脱の可否に関して具体的なファクトがあったわけではないので、また懸念要素が出てきた場合にはポンドは下に再び振れる可能性もあるのではと見ています。上のグラフからも分かるように、英国のファンダメンタルズは弱い状況です。

対円だと、ここのところのリスクオンで円が弱いため、下げにくいのかなぁとも思いますが・・・株が弱くなってきてリスクオフ地合いになった時がポン円を売る好機になるのではと見ています。逆に株が強い状況で安易に売ると仕掛け的な買いで焼かれる可能性があるので注意ですね。

ポンド主体で書きましたが、来週は中国の経済指標の発表もあります。が、米中懸念が一旦後退した中、中国の経済指標が悪かったとしてもマーケットが急激にリスクオフになる可能性は小さそうです。

株が高値圏にある中で、経済指標からは(米国のISMが製造業・非製造業ともに悪かったように)世界経済の悪化が見て取れる一方、果たして下げる材料は一体何なのか?トランプも中国とやや融和的になる中、一旦マーケットからは株価を下げる材料がほぼなくなったと感じです。中東ヘッドラインでも下げないですし、香港のニュースも減ってきていますね。そもそもここ1年でまともに株式市場がリスクオフになったのって、ほとんど米中問題だけだったですからね。

また、日本で見ると、月末にBOJ、つまり日銀会合があります。先月のBOJでは、「来月、経済物価動向を再点検」すると言っています。つまり、今月何らかのフォワードガイダンスの変更やサプライズがないとも限りません。ポジティブサプライズであればクロス円は売りに働くでしょうし、特にポン円は売りたいですが、売りにくいなぁ・・・というところですね。ユロポンやポンドルの方が良いかもしれません。

最後になりましたが、来週の見方は

・株価は高値圏

・株指数は売りたいが売る材料(マーケットリスクオフになりそうな材料)に乏しい

・クロス円は日銀会合が近づく中、売りにくい。が、株にリスクオフ感が出てきたら短期で売り持ちたい

・ポンドは材料が多くあり、荒い値動きになるだろう

といったあたりです!ではでは^^

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